Posted on 2022/10/25 in 業界
転職を希望する仕事が未経験の業界の場合、職務経歴書を書く際にも工夫が必要である。職務経歴書はこれまでの自分の仕事内容や実績、スキル、取得資格などを会社に伝えるためのものであるが、未経験だが魅力あると転職希望先に思われるように書くにはコツがいるのである。
職務経歴書の書き方のコツとしては、未経験への業界への転職ということで、転職希望先も厳しい目を向けてくるため、なぜこの業界・会社に興味を持ったのか、熱意の裏付けとなる根拠を明確に示すことが必要である。自己PRには、その点を意識した書き方を心がけたいところである。当たり前ではあるが、「前の仕事が嫌だったから」というような転職動機が採用者側にも透けて見えるような内容は絶対にNGである。
また、採用する側の視点から言えば、異業種における仕事内容を理解するのも難しく、さらにそこでの経験やスキルがどのように自分の会社に貢献するのかが判断しづらいことがある。そのため前職での業務内容を書くときは、その業界での専門用語を用いることは避けて、誰が読んでも分かるような内容、とりわけ採用者側がイメージできそうな内容を記載することが望ましい。
その他にも気をつけたい点は、前職の職務経歴と転職を希望する業種との接点を意識することである。この接点を通して、自分の経験のどういったところが転職希望先にとって役に立つのか、貢献につながるのかを具体的に書くことができると採用にぐんと近づく職務経歴書となる。
まとめると「熱意を裏付ける根拠をアピールする」「採用側にわかりやすく業務内容を書く」「前職との接点を見つける」の三点を意識することがコツである。